第1章 ベッド
微かにサチの口から甘い声が漏れ聞こえてくる。
和樹はサチの乳房を揉みながら首筋に唇を尚も這わせてきた。
サチの花びらが蜜を出し始めていた。
和樹はそのサチの蜜壺に指を入れてきた。
「う、ん…」
サチの口から快感とも取れる甘い声が聞こえてきた。
「もう、こんなに濡れてるの?」
和樹が意地悪そうにそう言ってきた。
サチは余計に身体が熱くなるのを感じていた。
「か、和樹、続きはベッドでやらない?」
「いいよ。ベッドに行こうか」
サチはバスタブから上がると軽くシャワーで身体の汗を流してから出ていった。
サチは薄いローブを羽織っていた。
ベッドルームでベッドに腰かけて待っていたのだった。
和樹が腰にバスタオルを巻いて部屋に入ってきた。
部屋の灯かりはナイトテーブルの灯かりだけだった。
愛犬のマロンはベッドの傍らで二人を見ていた。
和樹がサチをベッドに押し倒した。
着ているローブの前を開いた。
サチの白い美しい身体がそこにはあった。
44歳になっても身体の線は崩れていなかった。
いつ見ても綺麗な身体だと和樹は思っていた。