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【ONE PIECE】罪を抱く紅い目をした白き竜

第37章 〈偉大なる航路〉


「……ありがとう」
「……はい」
 ミーウはキュッと口を結んだ。そして、クロッカスに背を向けて船に乗り込んだ。
「お邪魔しました! 行って来ます!」
「ああ」
 ミーウはクロッカスに手を振った。
「……シェルミー」
 どんどん小さくなっていく船の姿を見ながら、クロッカスは呟いた。
 ーお前の孫は今、〈偉大なる航路〉へ旅立って行ったぞ。
 クロッカスはきっと、彼女がいるであろう空を見上げた。

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