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【ONE PIECE】罪を抱く紅い目をした白き竜
第14章 君の温もり
ミーウは歌い終わってからも三日月を見ていた。
ー誰を想ってやがる。ミーウ。
「え?」
ミーウは海を見た。
「キッド?」
ミーウはビブルカードのネックレスを握り締めた。
ー待ってるぜ、ミーウ。
「うん、待ってて」
ー追い付くから。
ミーウはネックレスをより強く握った。
ー早く来い。待っててやるから。
「早く行くよ。だから……」
ー待ってて、キッド。
ミーウは笑った。
「さて、時間が時間だからお風呂に入ろっかな」
ミーウは伸びをして、船内に入っていった。
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