第3章 3.初体験
「潔子、俺もう我慢できねぇ。チンコ勃って潔子に挿れたくてしょうがねぇ。でも俺は潔子に嫌われたくないからこれ以上はやめとく。」
潔子が言われた場所に目を移すと、ジャージのズボンが盛り上がっていた。
男の人ってこんなになるんだ!
しかし潔子も同じで
「飛雄くん……あの……私も…おなかの辺りが………む…ムズムズしてて……その……挿れて…ほしい…です」
断られると思っていた影山は口をぽかーんと開けた。
こんなすぐセックスなんてしていいのか?!
「い、いいのか?」
「…うん」
「早すぎねぇかな」
「だって…好きだし…私も飛雄くんも良いなら早いとかないんじゃないかな」
「でも俺、その、ゴ…ム…持ってねぇし…」
「あのね…引かないでほしいんだけど……中学の友達が潔子は可愛いから絶対もっときな!って1個くれたことがあって…今日もってるの…」
近くに置いていたバッグからゴムを取り出す。
マジか…
これでヤらない理由はなくなってしまった。
「俺…初めてだから何か間違ってたりしたらすぐに教えてほしい。優しく…するから…」
「ん…。飛雄くんも、何か違ったら教えてね」
「あぁ。」
カーテンを閉め、電気を消す。
二人はベッドに移動して腰をかけた。
「えっと…まずは服を脱ぐんだよな?」
さっそくセッター魂と書かれたTシャツをバサっと脱ぐ。
初めて見る高校生男子の身体に潔子はドキっとする。
こんなに筋肉ついてるんだ…。
この身体に今から抱かれるのだと思うと緊張と期待が入り混じり身体が硬くなる。
影山は潔子のトップスに手をかけ、ゆっくりと脱がせた。
初めて見る、自分とは全く違う身体付きに鼓動が早くなる。
上半身は下着だけになった潔子の緊張を解すように、影山が唇を優しく重ねる。
唇を離すと二人の視線が重なり、お互いに求め合って再び口付ける。
ちゅっ…ちゅっ…
影山は右手で腰を抱き、左手を柔らかな膨らみに当てる。
柔けえ…!
ねっとりと舌を絡めながら優しく胸を揉みしだく。
ブラの中に影山の手が侵入すると、潔子は身体をぴくっ!と動かし鼻息が荒くなる。