• テキストサイズ

Therapy

第7章 少し長めのエピローグ


「はいっ!林です!」

慌てて電話に出た。


「はいっ、はい……わ、わかりました。

ありがとうございます――――」





「―――――ヤタ――ッ―――!」

電話を終えた私は人目も憚らず飛び上がった。


セラピールームに通いながら密かに再就職活動をしていた私。

ダメ元で受けた憧れの会社から、今採用通知が入ったのだ。「来週から来てください」って!

(あ、これから忙しくなるからサロンの予約しよっと。)

私は登録してあるRanさんの番号に発信した。


(―――――出ない。施術中かな?)

家に帰ってもう一度掛けたけど出なかった。

次の日も―――――
/ 43ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp