第5章 Therapy4回目
Ran……先生が割れてぺちゃんこになった黒い風船を私の顔の前でヒラヒラさせた。逆の手には太い針を持っていた。
「レイナさん?今余計なコトを考えましたね?」
「……………」
「余計なモノは今先生がこうして壊してあげましたから大丈夫ですよ、さあ続けなさい?」
「……あ、はいっ!」
Ranさんに促されて、私は再びリップをタネに押し当てた。
「ふぅっ………くぅっ……」
すぐに「波」がやってきた。
「あらあら、本当にレイナさんは感じやすいのね?可愛いおっぱいはどうなっているかしら?」
Ranさんは手を伸ばしてセーラー服のリボンをほどいてボタンを一個ずつ外した。
「ぷるん」と音がしたワケじゃないけどそんな感じで私のおっぱいは剥き出しになった。
(…………!私のおっぱい、こんなんだっけ?)
………いつもより少し大っきい様な気がするし、
先端は……すごく綺麗なピンク色になってピンと上を向いている。
「うふふ、ココにも試してみる?」
口紅を持った右手が胸の上に誘導された。
プルプルプル………
細い口紅の先で乳首を弄んでみる。
「んんっ………こ、ココもキモチイイ……れふ………」
「良かったわね。どうする?乳首でイっちゃうコもいるけど………」
「…………今日はこっちにしまふ……」
私は右手を落とした。
「お好きな様にどうぞ?」
再び口紅を当てられた大きなタネはモニターの中で別な生き物の様にヒクヒクと痙攣し始めた。
「………ひゃっ、ひゃっ、は、弾けるっ!」
腰のあたりから昇ってきた熱い何かがアタマの中でパンパンに膨れ上がっていた。
「頑張って、もう少しよ?」
私は無意識に左手でおっぱいをぎゅうと掴み上げていた。
「んっふぅぅうっ………ひゃっ、ひゃああああっ!!」
一瞬目の前が真っ白になった。