• テキストサイズ

氷が溶けるまで。【中原中也】

第8章 変わる日常


紅葉「、?」

『は、はい!』

紅葉「ぼーっとしてどうした?」

『すみません、大丈夫です。』

結局朝方まで中也に愛された為、寝不足になっていた。

紅葉「はぁ。中也じゃな?」

姐さまには全てお見通しのようだ。

中也はこの後みっちり姐さんに叱られたようだった。


-----2日後

「顔引き攣ってんぞ、大丈夫か?」

『う、うん。大丈夫。』

「ふっ、大丈夫だ。なにかあったらすぐ連絡しろよ?」

『判った。中也も気をつけてね。』

「ぁあ、じゃあ仕事終わり迎えにくるからな。」

『うん、いってきます。』

「おう、いってらっしゃい!」


今日から探偵社でお世話になるのだ。

事務所の前に立ち、深呼吸をする。

"大丈夫だ。" 中也の声が聞こえた気がした。

ドアノブを掴もうとする、、、。

??「やぁ!ちゃん!」

『太宰さん、おはようございます。』

太宰「おはよう、緊張しているのかい?」

『少し、、、。』

太宰「ふふ、大丈夫だよ。さぁ行こうか。」

太宰さんに手を取られ、中に入る。

事務所には皆さん揃っていた。

『今日からお世話になります。です。よろしくお願いします。』


挨拶をし、頭を下げる。

太宰「よろしくね、エマちゃん」

国木田「国木田独歩だ。よろしく。」

敦「さん、よろしくお願いします!分からないことはなんでも聞いてください!」

次々に探偵社の方が自己紹介がてら挨拶をしてくれた。
こんなに暖かく迎えてもらえるなんて。

乱歩「僕は江戸川乱歩。名探偵だ、よろしくね。ほんとはね試験があるんだけど、今回君は敦を守ってくれたから免除ね!』

『え、でも試験は受けないと。私受けます!』

太宰「乱歩さんがああ言っているんだから。でもちゃんがどうしてもって言うなら異能力発動して、自我が保てたら合格ってのはどうだい?」


『で、でも皆さんに危険が、、、、。』


太宰「私がいるだろ?それにここは探偵社だ、安心だよ?」




/ 259ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp