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氷が溶けるまで。【中原中也】

第8章 変わる日常


一方森は、、、、。

広津「失礼します、首領、、、!?如何なさったのですか。」

森「広津さん、、、。ちゃんがーーー。私の可愛いちゃんがーーーーー。」

中也の前では抑えていたが、実際は酷くショックを受けていた。
娘同然のが自身の手から離れていくのがとても寂しかったのだ。

広津「落ち着いてください、首領。これは大変ですな、、、。」


だが、森が涙を流したのは嬉しさもあったのだ。

今は亡き友人との会話を思い出す。

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雪平「聞いてくれよ、鴎外!にぴったりの男を見つけたんだ!!」

森「先生、まだちゃんは13歳ではないか。早すぎでは?」


雪平「の結婚相手は俺が決めるんだ!」


森「それでどんな男なのだね?」

雪平「"小さき騎士"だ。」

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"小さき騎士"中也くんと出会ってから薄々彼ではないかと勘付いてはいたが、やはり中也くんだったのだね。

先生、娘の成長はとても早いものだ。
親離れはこんなに辛いなんてね、、、、。
ちゃんは君が願っていた通り、中也くんが幸せにしてくれるはずだ。


森は嬉しさと寂しさで広津に抱きつき、男泣きをしていた。


その姿を立原が見てしまい、マフィア内では首領と広津ができているのではないかと変な噂がたち、そのことを知った広津にボコボコにされる立原であった、、、。



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