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氷が溶けるまで。【中原中也】

第8章 変わる日常


『条件、、、?』

なんだか嫌な予感がする、、、。

「ああ、まず1つ目探偵社へは俺が送り迎えをする、2つ目俺の家から通うこと、3つ目、、、。」


やっぱりだ、、、。
でもこの条件を呑まないときっと中也は許してくれない。


『判った、、、。』

「よしっ!じゃあ今日から手前は俺の家が手前家だ!」

『えっ?今日から??探偵社へ出向なのは3日後だよ?』

「何云ってんだ?早く慣れねぇと身体が持たねぇぞ。」

『うっ、、、。』


「じゃ、仕事終わり迎えに行くからな!」


中也はどこかルンルンで部屋を出て行った。


3つ目の条件が頭に何度も木霊する。

"3つ目は毎日俺に抱かれること"

『はぁ、、、。私持つかな、、。』


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俺は姐さんの執務室を出て、そのまま首領の執務室へ向かった。

今日こそ報告する為だ。

森「それで?私に報告とはなんだね?」

「首領、実は2週間前からと付き合いました。勿論、その先も考えてます!!を大切にします。なので交際を認めて欲しいです。」


森「おや、まだ付き合ってなかったのかね?君たち。」

「え"?」

森「いやぁ、てっきりもう付き合って長いのかと思っていたよ。君たちずっと仲が良いからねぇ。特に中也くんが部下たちに目を光らせていたし。」

「そんなにですか、、?」

森「うん、かなりね。」

「ってことは、、、。」

森「勿論、交際を認めるよ。君ならちゃんを任せられる。きっと彼も中也くんなら任せるはずさ。」

「ありがとうございます!を大切にします。」

森「頼んだよ、中也くん。」


俺は執務室を後にした。
案外素直に認めてくれたので驚いたのだ。

俺の予想では、、、
森「わ、私のちゃんが、、、、。」と云い乍ら大泣きするのではないかと思っていたからだ。


まぁ、無事首領にも報告したのだ。
次は彼奴らだな、、、。




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