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氷が溶けるまで。【中原中也】

第5章 愛しい君。


姐さまの執務室へ戻ると中也もいた。


紅葉「、おめでとう。中也から聞いたぞ。」

『姐さま、ありがとうございます。』

紅葉「戻ってきてすぐで悪いが、わっちは少し出てくるよ。」


姐さまはそう云って、執務室を後にした。


突然中也と2人きりになると凄く恥ずかしくなった。


「、こっちこいよ。」

『え?う、うん。』

中也に近づくと手をグイッと引かれて、中也の胸の中にさっぱり収まった。


「はぁー、可愛い。」

『っ//////。』

名前を呼ばれて、顔を上げると唇が重なる。


『んぅ。ん//』

「、口開けろ。」

少しだけ口を開けると、中也の舌が入ってきた。

『んっ、んぅ、ンふ。』

器用に舌を絡めら取られる。

時折吸われたり、甘噛みをされる。

『ンふぁ、ん、んぅ。』
  
「ん。可愛い。好きだ、。」


中也はキスの合間に甘い言葉を囁いてくれる。

『んぅ、わ、たし、も、ン。』

中也に支えてもらってなんとか立てていたが、そろそろ限界が近づき、中也の胸をトントンと叩く。



ちゅ。っと音を立てて唇が離れる。

『はぁ、はぁ////』

「まじで可愛過ぎる、もう一回だけいいか?」

応えられない代わりに頷く。

再び近づく2人の距離。

あと数ミリで唇が重なる、、、、。


コンコンっとノック音が部屋に鳴り響く。




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