第19章 新米パパとママ

太宰「あっ、見つけたー！ちゃーんお待たせ！」

『太宰さん！見つかりましたか？』

太宰「私にかかればチョチョイのチョイさっ！」

国木田「お前はほとんど何もしていないだろうがっ！」

「おい、まだ此奴ら戻ってねぇぞ」

太宰「それがね、、、、」


「はぁー！？時間制だと！？じゃあ此奴ら、、、」

太宰「その通り！明日まで戻らない！」

俺の怒鳴り声に驚いた2人はにしがみついた。

太宰「すっかり2人はちゃんに懐いちゃったし、2人は今日はちゃん家にお泊まりでいいかな？あっ、勿論私の家でお泊まりでも構わないよ？」


「んなことさせねぇーよ！此奴らは"俺たち"の家で預かる」

云ってしまった。
此奴らを家に連れて帰るということは今日はを抱けないということだ。

ニヤニヤしている糞太宰。
恐らく俺にさっきの言葉を云わせる為に態と挑発してきたのだ。

まんまと糞太宰にやられた。


太宰「じゃあ！そういうことだから宜しくね！ちゃん」

国木田「、悪いが頼むぞ。」

『はい！お二人もお疲れ様でした。』


敦「今日はおねぇさんと一緒に寝れるの？」

『そうだよ、じゃあ帰ろっか？』

敦「わーい！！」

喜んでいる2人に対し、俺は気分が下がる。

そんな俺を見かねてかが耳打ちをしてきた。

「本当か！？」

『うん。』


少し恥ずかしそうに頷く

俺は元気になり、ぽけっとしている2人を肩に担ぎ上げた。

敦/芥川「うわっ！」

「ほら、とっとと帰るぞ！」