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氷が溶けるまで。【中原中也】

第19章 新米パパとママ


「よしっ。それにしてもよく寝てやがるな。」

『ふふ、そうだね。大人と比べて体力の消耗が激しいからぐっすり眠ってくれるのかもね。』

は母親のような眼差しでベッドの上で眠っている2人を眺めていた。


その姿がとても愛おしく感じた。

『小さくて可愛いね。ほっぺもぷにぷに。』

眠っているチビ芥川の頬をツンツンとする。
少し気になった俺もチビ芥川の頬を優しく突く。

「ほんとだな。でも俺は手前のこっちの方が好きだけどな?」

後ろからの胸を揉んでやる。

『ッ中也!』

「しーっ、起きんだろ?それとも見せつけてぇのか?」

は俺の手を胸から離そうとするが、態と耳元で囁いてやると大人しくなり、静かに俺を睨む。

「ふっ、んな可愛い顔で睨まれても痛くも痒くもねぇよ。」

『んっ、、、もうっ。中也の莫迦っ、、あっ。』

「、こっち向いてくれ。」

俺の言葉に大人しく振り向くの唇を塞ぐ。


『っんぅ、、ちゅ、ンん、、やッ、』

「ン、、好きだ」

『ちゅっ。ンん、、私も好き、、』

先程まで抵抗してたのに、接吻をしてやれば大人しく従順になるが可愛くて仕方がない。


抱きてぇ、、、


そう思ってしまうのは仕方がない。

の手を引き、壁へと押し付ける。

『ンんっ!だめっ、、、あっン』

「本当に嫌なのか、、?」


『ッ///、、、』

俺の問いに顔を真っ赤にして何も答えない。
然し、熱を持った潤んだ瞳は嫌ではないと答えている。

「、少し声抑えられるか?」

少し困った顔をするも、頷く

「好きだ、。」


再びと唇を重ねようと距離を縮める。


あと数ミリで唇が触れる、、、、




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