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氷が溶けるまで。【中原中也】

第16章 秘密


『っん、、、ん、、ちゅ、、、や。』

「んっ、いいだろ?手前に逢うためにさっさと任務片付けてきたんだぜ?褒美だ。」


の逃げる舌を捕まえ、絡ませ合う。

姐さんに挨拶をしてからを自身の執務室へ連れ込んだ。

首領との話の後、何処となく元気がなかったがずっと気になっていた。

そりゃそうだ、俺も正直この話を聞いた時は驚いた。
だが、先生達は本当にを愛していた、血が繋がっていなくても、、、。

の異能力が子供に受け継がれることも勿論聞いた。
それを聞いても俺はから離れる考えなんて毛頭ない。

といつか生まれてくるかもしれない、俺たちの子供は俺が守ればいいだけの話なのだから。

「、俺は手前のそばにずっと居る。絶対に消えたらなんかしねぇ。」

『ん。中也、、、本当に私でいいの、、、?』

不安そうな表情を浮かべる彼女の頬を撫でる。

「手前が善いんだよ、手前以外いらねぇ。」

『中也、、、大好きだよ。』

なんつー可愛いことを云いやがるんだ。

潤んだ瞳、唾液で濡れた唇、少し荒い息。

全てが俺を欲情させる。

の太腿に態と元気になった俺のモノを擦り付けるとすぐに顔を真っ赤にする。

『中也、、、、』

「可愛い手前が悪い、抱かせろ。」

返事を聞く前にの足の裏に手を回し、横抱きにする。

そのまま執務室の奥にある仮眠室へ移動し
ベッドへ押し倒した。

『待って、任務は、、、?』

俺の胸を押し少し抵抗してくるの手を掴み、ベッドへ縫い付ける。

「今日はもうねぇよ、後は報告書の確認くれぇだ。だからいっぱい時間はあるぜ、、、?」

『中也の変態、、、。』

は目を潤ませ乍ら、こちらを睨むが可愛すぎて全く怖くない、寧ろ唆られる。 


「手前にだけだ、黙って俺に抱かれろ」


の唇を奪った。







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