第16章 秘密
『姐さま、、、苦しいです、、、』
中也は任務に出ているので、姐さまに挨拶をしに来たのだ。
婚約の話をした途端、姐さまに凄い力で抱き締められた。
紅葉「なんてめでたいんじゃ!、幸せになるんじゃよ。」
姐さまは涙を流し乍ら喜んでくれた。
『はい。』
久しぶりの姐さまとの時間はあっという間だった。
コンコンとノック音が部屋に響いた。
紅葉「ふふ、王子様のお迎えじゃな。入ってよいぞ。」
「失礼します。、ただいま。」
『おかえりなさい、中也。』
紅葉「中也、から聞いたぞ。おめでとう、わっちの可愛いを頼んだよ。」
「はい、勿論です。姐さん、、、」
元々紅葉にはにプロポーズをする事は伝えていた。
紅葉にとっては、可愛い妹のようで、娘のような存在だ。
今のにとっては、森と紅葉が彼女の両親のようなもの。
2人にちゃんと了承を得てから中也はにプロポーズしたのだ。
紅葉「ふふ、これから先が楽しみじゃのぉ。」
紅葉は心の底から喜んだ。
2人が幸せであることに、、、、。
そしていつか2人に似た可愛い子供を抱くのが彼女の密かな夢になったのだ。