第3章 すれ違う思い。
紅葉「、中也と何かあったのかぇ?」
私は姐さまに全てを話した。
『私が悪いんです。だから避けられてるんです。』
紅葉「憂いのう。まったく中也は、、、。好いた女子にこんな顔をさせるとは。、中也のこと好きかぇ?」
『はい、でも私の好きが中也が求めているものとは違うかもしれません。』
紅葉「中也にはちゃんと伝えたのかぇ?』
『いえ、伝えていません。』
紅葉「なら伝えるのじゃ。」
『中也はもう私と話すのも嫌なのかもしれません、これ以上中也に嫌われたくないんです。』
紅葉「なら伝えるべきじゃ。中也だって其方に伝えただろ?気持ちを。はなにも返していないではないか。逃げる中也も悪いが、も自分の気持ちを話さずにいるのは善くない。」
そうだ、私はなにも中也に伝えていない。
姐さまの言葉で目が覚めた。
『姐さまの云う通りです、帰ったら中也に伝えます。』
紅葉「ふふ、なら早く鏡花を連れて戻ろうかぇ。」
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姐さまの合図で、応戦する。
探偵社の異能力者が3人、、、、。
かなり手強いが、此方は20人だ。
私たちで抑え込んでいる間に2人を逃がせば勝ちだ。
後数分もすれば応援も来るはず。
ジョン「わぁー、タイミング最高。衝突1秒前って感じ?」
声の主はギルドメンバー、ジョン・スタインベック
嫌な予感がする。
ジョン「そろそろ荷物だ届く」真ん中開けて〜と呑気な声で云う。
すると空から何かが降ってきた。
その勢いで辺りは砂埃、突風で身体が傾く。
目の前にはギルドメンバーが集結している。
まずい。そう頭で警鐘音が響く。
紅葉「いかん、撃て!」その声を合図に引き金を引く。
周りには銃声が響き渡る。
銃で対抗するが全く通じない。
弾丸のようなものが飛んでくるが、これは血?
弾丸当たった部下はことごとく倒れていく。
私は避けるので精一杯の中姐さま達の姿が見える。
まずい、弾丸が姐さまと鏡花ちゃんの方へ向かう。
咄嗟に私は2人の前に立つ。
紅葉「っ!!!」