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氷が溶けるまで。【中原中也】

第13章 4年前の任務


「やりすぎた、、、よな」

何度も、何度もを愛した。

何回目かも判らない絶頂後は意識を失った。

薬のせいだが、あんなに善がったは初めてだった。
可愛くて、エロくて、、、とにかくすげぇ善かった。

「ッ、、、これはこれでやべぇな。」
 

体液で汚れたの身体をタオルで拭いてやり、俺のシャツを着せてやったのだが、その姿がエロすぎた。

所謂"彼シャツ"と云うものだ。

再び熱を持ち始めた自身をなんとか抑え込む。


自身も軽くタオルで身体を拭き、再びベッドへ入り込んだ。

眠っているの頬に優しく触れる。

あの野郎に殴られた箇所は少し赤く腫れていた。


俺の大事なになんてことをしやがった。
どう拷問してやろうか、、、、。

そんなことを考え乍ら、俺も気絶するかのように眠りについていた。



『んっ、、、。』

目が覚めると中也に抱き締められていた。

中也に抱き締められていると、安心する。

眠っている中也にそっと口付ける。


「寝込みを襲うなんていい度胸じゃねぇか?」

『起きてたの、、、?』

「ちょうど今だ」

ドサっとベッドへ押し倒される。

「身体はなんともねぇか?」

『うん、大丈夫。』

「善かった、ならもっかい抱けるな?」

ニヤッと悪い顔で笑う中也。

『ッ、、ダメっ!』

「なんでだぁ?嫌か?」

『嫌じゃないけど、、、』

「けど?」

『は、恥ずかしいの、、、。』

「今更なに云ってやがる。散々恥ずかしいことしてきたじゃねぇか」

『でも、、、』

昨日はかなり大胆だった気がする。
それも相待って恥ずかしくなった、、、、。

「黙って俺に抱かれろ。」

中也の顔が近づいてきた、もう少しで触れる、、、。

突然中也の携帯から着信音が鳴った。

「チッ、邪魔されたぜ。」

数秒で通話は終わった、慌てて用意をし出す中也。

おそらく首領に呼ばれたのであろう。

「悪りぃ、首領からの呼び出しだ!ちょっと待っててくれ!」

『うん、判った。』

「いってくる、、、?」

中也が部屋を出る瞬間、少し寂しくなったのだ。

だから軽くキスをした。

『待ってる。』

「ああ、できるだけ早く戻る。」

中也は笑顔で部屋を飛び出した。



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