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氷が溶けるまで。【中原中也】

第13章 4年前の任務


外にいた数人の殺し屋は芥川が始末した。

あとは内部に潜入している奴らだけ、、、。

めぼしい人間は数人発見したが、なかなか尻尾を見せない。

「チッ、、。」

できるだけ早く捕まえたい。
にお色気作戦をさせたくないのだ。


立原「中也さんっ!大変っす!!」

「どうした、立原。そんなに慌てて」

かなり慌てている立原。

その理由を聞いて俺も焦る。

"会場内に毒をガスをばら撒くと芥川の兄貴が捕まえた奴が!!"

拙い、ここには大勢の一般客もいる。

パニック状態になるのは目に見えている。
避難させても、万が一嘘だったらかなりの痛手だ、、、。


「どうすりゃいい、、、」


??「私の出番かな?」


「糞太宰、、、。」


ムカつくほどニコニコして現れた糞太宰。

本当は助けてほしくはない、然し時間が足りないのだ。

も危険だ。

を守る為なら、殺したいほど嫌いな相手でも俺は頭を下げる。

「っく、、、会場内に毒ガスがばら撒かれる。爆弾を見つけるのを手伝ってくれ。」


太宰「おや、随分と素直じゃないか、、、。ぁあ、ちゃんがいるからかね?」

「それ以外で手前に助けなんざ求めねぇよ。」

太宰「ふふ。聞いたかい?早く見つけなくてはならない。恐らく、この会場内に隠されているはずだ。」

太宰がインカムに向かって話しかけ、指示を出していく。

「俺たちも探すぞ!」

立原「はいっ!」


首領の隣には樋口がいる。

今の所様子は変わらなさそうだ。

ふとが気になった、彼女を探す。

「糞っ、、、。」


は花園の息子と接触していたのだ。




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