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氷が溶けるまで。【中原中也】

第13章 4年前の任務


俺はあちこちの部屋の扉をぶち壊しを探した。

やはり自分の気持ちに嘘はつけなかった。
任務と云えど、が他の男に抱かれるなど死ぬほど嫌だ。

間に合ってくれ、、、、!

1番奥の部屋の扉を蹴り飛ばし、部屋の中へ入る。

目を疑う光景が写り、俺の怒りはピークを越した。

「手前っ!!!!!」 

「だ、誰だっ!!」

下着姿でベッドに押し倒された、彼女の上に跨るヒロトがいたのだ。

「誰の女に手ぁ出してんだ?重力に潰されて死ね!!!」

重力を最大限に込めたパンチをお見舞いし、ヒロトは気絶した。

すぐにに自身のコートを被せ、抱きしめた。

身体が勝手に動いたのだ。

突然のことに固まる。

「莫迦野郎!!なんで抵抗しなかった!」

『だって、、、』

「上司の命令でも、嫌なことはすんな!もっと自分を大切にしろ!!」

『別に嫌じゃ、、、』

「俺が嫌なんだ!!だから、、もう二度とこんなことするな。これは上司命令じゃねぇ、俺の頼み事だ。」

『判った。』

を抱き締める力を強めた。

太宰「流石は牧羊犬だ!私の予想通りの行動をしてくれたね!」

「ッなんだと、、、糞太宰!!!」

突然現れた太宰に驚き、から離れた。

太宰「ちゃん、大丈夫かい?」

『はい、太宰さんの云う通り中也が助けに来てくれました。』

「はぁ?どういうことだ!!」

太宰「ふふ、私の予想は外れないからねぇ」

太宰はこのことを予想していたのだ。
俺が必ずを助けに行くと。

太宰「あった、あった!証拠♡」

ヒロトの上着の中から証拠の入ったUSBを取り出す太宰。

金城「ヒロトっ!!!お前たち一体!!」

森「おや、金城さん。これはどういうことでしょうか?私の可愛い娘に何をしてくれたのかな???」

金城「いや、これは、、、。」

森「太宰くん?」

太宰「あったよ、証拠。」

太宰のUSBを見た途端、顔色が変わった金城。


森「さて、金城さん。ポートマフィアを裏切ったらどうなるか知ってもらいましょうか。」






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