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氷が溶けるまで。【中原中也】

第11章 とある喫茶での出来事


太宰「流石だよ〜!そうだ!ちゃん、芥川くん!こっち見て!!」

太宰さんに云われるがままそちらを向く。

パシャッ

突然のシャッター音に驚く。

太宰「ふふ、ちゃん護衛のご褒美だよ?」

携帯の音が鳴る。

中身を見ると太宰さんからメールが届いていた。

メールを開く。

芥川「ッ////」


太宰「ふふ、上手く撮れているだろ?」

そこには女給姿のとのツーショット写真が写っていた。

太宰「中也には内緒にしておきなよ?」

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その後すぐに中也達が現れたのだ。


太宰「今日のちゃんの写真いるかい?」


樋口・立原「欲しいですっ!!」


太宰は2人に5000円とかなりの高額での写真を売りつけた。


2人は迷わず購入し中也の目に入らぬよう、お互い今日のことは内密にすることにしたのだ。


2人がこそこそと太宰と話をしているのをいちごパフェを食べながら、見ていた芥川。


芥川の携帯の鍵付きの写真フォルダーにはとのツーショットが大切に保存されているのであった。


写真の芥川の表情はいつになく、柔らかい表情であったようだ。


芥川「美味い、、、。」





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