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氷が溶けるまで。【中原中也】

第11章 とある喫茶での出来事


「つか、なんで手前がここにいんだよ!!」

太宰「仕方がないじゃないか、お店の邪魔になるから事務所に戻るか、大人しくここに座るかの2択で迫られたのだよ?そりゃ座るさ。」

当たり前のように座っている太宰に腹を立てるも、騒いでしまってはを更に怒らせてしまう為、グッと抑える。


『ふふ、皆んな何にする?』

目の前のに見入ってしまう。

白と黒のフリフリな制服、短いスカートに太ももくらいまである長い靴下。

僅かに見える太ももが俺の理性を崩しにかかる。

『中也は?』

各自食べたいものを注文していくが、メニューの内容が全く頭に入ってこない。


「手前のおすすめにしてくれ。」

『ふふ、畏まりました。』

何がくるかは予想がつく、だから敢えてのおすすめにしたのだ。


樋口「さん、天使すぎます。。。。」

立原「今日はいい日だ。」

に見惚れる樋口と立原、芥川の3人だ。

太宰「ほーんとちゃんよく似合ってる。おかげで此処も大盛況さ。」

辺りを見渡すと、確かに人が多い。
まぁ、昼時ってのもあるが、、、。
然しやけに、、、

立原「男が多い。」

そう、その通りだ。

やけに男が多い。

太宰「とても美しい女給さんが、働いていると噂が広まってしまってねぇ、、、。まぁ芥川くんが牽制してくれたから今はだいぶ大人しくなった方だけど。」

『お待たせしました、どうぞ!』

テーブルに料理が運ばれてくる。

俺のテーブルの前にはオムライスが置かれる。

太宰「ぷぷ、お子様にはピッタリだぁ!」

「うるせェ!!」

『マスターのオムライスもすごく美味しいよ!』

「そうか、いただきます。」


が云うだけあって美味かった。


だが、のオムライスがやはり1番美味い。



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