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氷が溶けるまで。【中原中也】

第11章 とある喫茶での出来事


よく聞き覚えのある声だった。

声の主は、、、

立原、樋口「さんっ!?///」

「手前なんで、、、」

芥川「樋口っ!お前何をしている!!!って何故中也さんたちが」

女給の制服に身を纏ったが目の前にいる。

『立原くん!鼻血が、、、。』

慌ててティッシュを取りに行く。

立原「可愛い、、、。」

立原は鼻血を出しながら呟いた。

その通りだ。
可愛い、可愛すぎる。

そしてエロい、、、。

樋口は芥川に叱られ、立原はに鼻血を拭かれ、更に鼻血を出す。

樋口「さんっ、本当にすみませんでした!!」

『気にしないで、樋口ちゃん。』

樋口に微笑む。

「おい、。なんで手前が此処でこんな格好でいる!!」

??「私が説明しよーう!!」

の肩を抱いて現れた人物。


「チッ、糞太宰、、、。」

太宰「やぁ、中也!ふふーん、可愛いでしょ?ちゃん」

「すげぇ可愛いわっ!!はよ、説明しろ!!」

太宰「ここの女給さんが体調を崩してしまって、今日お休みをされてね。ルーシーちゃんは元々非番だし、マスターが1人で大変そうだったので、ちゃんをお手伝いに寄越したまでさ」

「別にじゃなくてもいいじゃねーか!他にいんだろ!」

太宰「鏡花ちゃんは敦くんと国木田くんと調査、与謝野先生は乱歩さんの付き添いだ。事務員さん達も今日は忙しくってね〜。必然的にちゃんになったのだよ」

「事情は判ったが、スカート短すぎるだろっ!こんな制服じゃねぇだろ!!」

太宰「あいにく制服は2人とも持って帰っていたみたいでね、探偵社に置いてあった潜入用の衣装を着てもらったのだよ!」

「チッ、、。っで、芥川は何故ここにいる。」

芥川「僕は、、、、」

気まずそうな芥川

太宰「私が呼んだのだよ!」

芥川「太宰さんっ、、、、。」


芥川の丁稚、俺に内緒での女給姿を目に拝んでいたということか!!

『もう、お店で騒がないで!!』

に叱られ、大人しく席に座らせられる。



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