第10章 快楽と云う名の猛毒。
ドサっ。
俺は白石を取り押さえた。
白石「え、、。」
「っく!!!」
そして俺は隠し持っていたナイフで自身の腕を刺した。
傷口をえぐるように抑え込み、意識をこっちへ戻す。
「俺が抱きてぇ女は以外いねぇんだよ、、、」
そうは云ったが、かなりギリギリだ。
本当のところは抱きそうになった。
然し、俺の下にいた白石の顔がの顔にすり替わった。
その瞬間頭が冷静になったのだ。
「おいっ!糞太宰いるんだろ!!手ぇ貸せ!」
太宰「なーんだ、バレてしまっていたか。なかなか興味深いモノを見れたよ!」
「相変わらず趣味の悪い野郎だ。」
太宰「それで?君が新ギルドの長キングだね?」
白石「何故、私がキングだと?」
太宰「私は美人が大好きでね、行動とかが気になるのだよ」っと盗聴器を見せる太宰。
「何故俺にあんなことした。」
白石「さぁ、、、?」
太宰「中也の足止め役だね。そして目的は果たせた訳だ。ちゃんを何処へやったんだい?」
太宰の目つきが鋭くなった。