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氷が溶けるまで。【中原中也】

第10章 快楽と云う名の猛毒。


男性社員一同 「ぉおー」

与謝野「うん、やっぱりは青が似合う。」

ナオミ「さん、とーってもお似合いですわ!!」

鏡花「綺麗。」

『あ、ありがとうございます///』

凄く恥ずかしい、、、。

ふと目の前の鏡に目やった。

与謝野先生が用意してくれたドレスはオフショルダーでマーメイドタイプの淡いブルーのドレス。

とても綺麗なドレスだった。

与謝野先生とナオミさんにヘアセットとメイクもしてもらった。

自分じゃないようだ。


太宰「ふふ、私がエスコートさせてもらうよ?」

『はい、お願いします。』

太宰「では、行こうか。お姫様。」



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パーティー会場に着くが、まだ探偵社の奴らの姿はない。

うちからは俺、白石、樋口、芥川の4人で任務にあたる。

「彼奴らまだかよ。」


太宰の作戦はこうだ。

俺たちはパーティーの参加者に扮して会場に紛れ込む。
がキングを誘惑し、別室に移動。
キングである確証を得た時点でキングを確保。
俺たちは取り巻きどもを片付ける。


こんな感じだ。

樋口「さんまだですかね、、、。」

芥川「煩いぞ、樋口。」

樋口「だって!さんのドレス姿なんてなかなか見れませんもん!!」

樋口の云う通りだ。
は4年前からこのようなお色気作戦には参加していない。

否、俺が参加をさせていなかった。

お色気作戦の時のは何かが憑依したように、色っぽく男を誘惑する。

俺を含め会場にいる男どもはに首ったけになるのだ。


暫くすると、会場がどよめき始める。

「はぁ、、。」

白石「どうかなされましたか?」

「いや、なんでもねぇ。」

何でもないわけじゃない、が来たのだ。





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