第10章 快楽と云う名の猛毒。
お風呂で中也に愛され、結局ベッドでも愛された。
『中也、ごめんなさい。』
「ん?なにがだぁ?」
『太宰さんとのこと、、。次からはちゃんと気をつける。』
「ふっ、判ればいい。どうせ糞太宰は懲りねぇしな。」
『中也、大好き』
「俺もだ、。」
2人で抱き合って眠るこの時間も大好きだ。
中也の匂いと体温に包まれて、ゆっくりと瞼を閉じる。
「おやすみ、。」
----翌日
太宰「ちゃーん、これ悪いけど中也に渡してきてくれる?」
太宰さんから書類を受け取る。
太宰「明日の任務のことについてだ!」
『判りました!』
中也に書類を届ける為に久しぶりにポートマフィアの拠点に戻った。
その時見てしまったのだ。
中也が白石さんを押し倒していて、キスしているのを、、、。
『中也、、、?』
「!いや、これは、、、」
目の前の光景を見ていられなく、その場から走り去る。
「っ!!待て!!」
後ろから中也の叫び声が聞こえるも、無視して走り続けた。
凄く嫌だった。
何かの間違えであってほしい、、、。
でも真実を知るのが怖くて逃げた。
無我夢中で走った。
ドンっ!
『すみません、、、。』
??「ってぇ、、!おや??どうしたんだい。」
『与謝野先生、、、。』
「ー!何処だっ!!」
与謝野「こっちへ来な!」
何かを察してくれた与謝野先生に手を引かれ、路地裏に隠れた。