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氷が溶けるまで。【中原中也】

第9章 初めての感情。


コンコンとノック音が部屋に響く。

「入っても善いぞ、。」

が来る時間帯を予想して、その時間は空けておいたのだ。

久しぶりにが俺の部屋にいると落ち着く。
毎日顔は合わせているが、やはり同じ場所にいないと寂しいものだ。

「なに突っ立ってんだ?こっち来いよ。」

『うん。』

扉の前でじっとしているをこっちへ呼び寄せる。

改めてを見渡す。
やはりスーツよりこっちの方が善い。

然しだ、の白くて引き締まった脚を探偵社の男ども全員が、毎日拝めているのだ。

近付いてきたの腕を引き、俺の上へ座らせる。

『ちょ、っと!中也!』

抵抗するが構わしねぇ。
腰に手を回しがっちりホールドし、片手は脚を撫でる。


『っん、』の声が漏れる。

「んなぁ、エロいの声出すなよ」

『出してない、、んぅ!』

の唇を塞ぎ、足を撫で回す。

『んっ、、、んぅ。』

の唇を時折吸ったり、噛んだりする。

"口を開けろ"の合図だ。

は判っているが、なかなか口を開けない。

シャツの裾から手を忍ばせ、ブラのホックを外そうとする。

『!!ちゅ、や、、んぅ。』

慌てて口を開く。

すかさず舌を入れ、の舌を捕まえる。

『んぅ、、ふ、ン』

唇を離すと銀色の糸が2人を繋いだ。

そのまま唇をの首筋へと移動させ、鎖骨に吸い付いた。

『っぁン。』


俺はの身体を持ち上げ、机に座らせる。

太ももと付け根の間に唇を寄せ、舌を這わせる。


『や、っん、ちゅ、うや』俺の頭を押す。

印をつけて顔を離す。

真っ赤な顔で涙目の。

情事中を思い出し、下半身が疼き始める。

の頬に手を添えて、再び口付けをする。


『っん、や、、、っんぅ。』

の太腿に硬くなったモノを擦り付ける。


「手前を抱きたい。」

耳元で囁く。

暫くするとの手が首にまわる。

OKの合図だ。


再び唇を重ねる、、、、、。



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