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氷が溶けるまで。【中原中也】

第9章 初めての感情。


----数日後

探偵社では主に太宰さんの書類作成のお手伝いや、乱歩さんの付き添いをしている。

時間が空けば、福沢さんと太宰さんに特訓をしてもらっている。

少しずつではあるが、自身の異能力を使いこなせるようになりつつある。


場所は変わって此処はポートマフィア。
帰ってきたわけではない、首領に報告の為だ。

『首領、お久しぶりです。これ報告書です。』

森「やぁ、ちゃん、おや?凄く似合っているね!」

早速服が変わっている事に気づいた森。

『ありがとうございます、、、。』

森「それも十分可愛いが、ちゃんにピッタリのお洋服があるよ!!」

突然クローゼットへ走り出し、数枚洋服を持ってきた。
どれも首領の好みのフリフリワンピース。


丁重にお断りをする。


森「ゴホン、どうだい?探偵社は」

『はい、少しですが異能力を発動しても自我が保てるようになってきました。探偵社で沢山勉強させてもらってます。』

森「それは善いことだよ!然しちゃん、我々と探偵社は敵組織だ。干渉しすぎるのは危険だよ。」

『はい、肝に銘じておきます。』

首領の言葉の意味は判っている。
私達はあくまでも敵組織だ。
いつか戦わなくてはいけない日がくるかもしれないのだから。


そんな日来なければいいのに、、、、。



中也に首領への報告が終わったら執務室へ来いと云われていたので、中也の執務室へ向かう。



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