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氷が溶けるまで。【中原中也】

第9章 初めての感情。


中也に似合ってるって云ってもらえたことが嬉しかった。

家に着き、着替えようとすると中也がそれを阻止する。


『中也?着替えたいんだけど、、、。』

「写真、いいか?」

『え?写真?』

「手前の姿スゲェ可愛いから。」

この前の着物の時は取れなかったからよ。っと照れながら呟く中也。

『少しだけなら。』

「本当か!」 

写真を数枚だけ撮らせてあげた。

しかしフォルダーには数枚どころではなく、数百枚写真が保存されていること、盗撮ではあるが着物を着た時の写真もあることをは知る由もなかった。

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今日も中也に沢山愛された。

『っん。』 
「よし、こんなもんか」

胸元の印を満足そうになぞる中也。


私ばっかり悔しくて、中也の胸元に吸い付いた。
中也のように上手くはつかない。

中也は凄く吃驚してたけど、すぐに笑顔になり印の付け方を教えてくれた。


中也の指示通りにすると、くっきりではないが薄くは付いた。

"私の印"、、、少しだけ優越感があった。

中也につけた印をなぞっていると、パシッと手を掴まれた。


「ほんと可愛いことしてくれるよな。」

中也の目はギラギラとしていた。

この目はまずい。

と思ったときにはすでに遅かった。


深い口付けをされる。

『ッんぅ。ちゅ。んぁ。』
「っん、可愛すぎる手前が悪りぃ。もう1回抱かせろ。」


結局1回で済むことはなかった。
2人が眠りについたのは日がで始めたころだった。



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