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氷が溶けるまで。【中原中也】

第9章 初めての感情。


任務をさっさと終わらせ、を迎えにきた。

煙草を咥えながら、を待っていると姿が見えた。

咥えていた煙草は口元から地面へ落っこちた。

見惚れてしまったのだ。
朝と全く違う格好をしている彼女に。


『中也、もう来てくれてたの?ありがとう。あ、この服は、、』

??「やぁ!中也。相変わらず小さいね〜」

折角の2人の時間に水を差しにきた奴。

「糞太宰、何しにきたんだ」

太宰「帰ろうとしたらちゃんがたまたま見えて!それよりちゃん可愛いでしょ?」

「手前はのストーカーかよ!ぁあ、すげぇ似合ってる。」

太宰「ふふ、敦くんなんか顔真っ赤にしてたよね!」

「ぁあ?」

太宰「さて番犬が噛み付く前に帰るとするよ。また明日ねちゃん♡」

やっと帰りやがった、、、。
ふとに目をやる。

俺好みの服装だ。

こっちの方が年相応に見える。


「お疲れさん、その服スゲェ似合ってる。俺好みだ。」

『中也もお疲れ様。ありがとう、そう云ってもらえると嬉しい。』

ほんのり顔を赤らめ乍ら微笑むにドキっとする。

可愛すぎんだろ!!


早くを抱きたくなった。


を車へ押し込み、自宅へと急いだ、、、、。






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