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氷が溶けるまで。【中原中也】

第2章 再会


レストランに着き、席への案内される。

テーブルにはカラトリーが2セットのみ。

テーブルを見つめていると中也に声をかけられる。

「おい、なにボーッとしてんだ?」

『あれ?今日中也と2人きり??』

「ぁあ、そうだぜ?早く座れよ。」

云われるがままに席に着く。

中也と2人きりであればスーツで善かったのに、、、。

「すげぇ似合ってる、まじで。」

『ありがとう。』

中也に云われるとすごく嬉しかった。

その後は食事をし乍ら、任務について話し合ったり、他愛のない話などもし、楽しんだ。

『久しぶりに楽しかった、今度の作戦について姐さまに伝えておくね。』

「俺も楽しかったぜ!ぁあ、頼んだ。また飯行こうぜ。」

『うん、勿論。』

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久しぶりのとの2人きりの時間を楽しめた。

拠点へ到着し、車から降りようとするに手を貸す。

慣れない着物と履き物で動きづらいようだったから。

俺の手を掴むだったが、裾を踏んでしまったのか突然前に倒れるを慌てて抱き止める。

『「あっ!んっ。」』

無事にを抱き止めたが、唇が重なった。

そう、接吻しているのだ。

「わ、悪りぃ!!!」

『ご、ごめん。私が転んだせい、、、。』

「ほら、部屋まで送る。」

俺はそそくさとの前を歩く。

顔を見られたくなかった、自分でも判るくらい顔が熱いからだ。



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