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雪月花【鬼滅の刃/短編/R18】

第4章 寝顔【不死川実弥/*】




諦めたのか、静かになった円華の体は強ばったままだ。
どれだけ濡れてようが締まったソコに挿れるのは容易じゃない。

(締まりすぎだろ…)

円華の尻を指先でツーっと伝い、濡れそぼった蜜口にたどり着いた指を一本、グジュっと押し込んだ。

「ふぁっ!…んんっ」

「力抜かねェと入んねェだろーが」

指先を軽く曲げて肉壁を刺激してやると、指一本でさえ絡みつき締め付ける。

「んっ、だって…っ、ぁん!」

「だってじゃねェよ、これ欲しくねェのか?」

尻の割れ目に凶暴と化した昂りを擦り付けると、円華の体がピクっと小さく跳ね、指を更にギュッと締め付ける。
何度か抜き差しすると、プチュっ、グチュと濡れた音が実弥の耳を犯していく。

(…挿れてェ)

指を抜き円華の蜜口を両手の親指で広げると、トロトロに愛液を垂らしながらヒクヒクと入口が収縮する様に、実弥は唇を舐め、歯を食いしばった。

「ひっ、み、見ない、でっ!」

「…円華。我慢しろよ」

円華に返答する間も与えず、誘い込むようにヒクつくソコにそそり立つ熱を叩きつけた。

「──んあぁぁァ!…うっ、あぁ…はっ」

「っ、くっ…きっつ…」

二度目の挿入だと言うのに、噛み付くような蜜壁のうねりに実弥は顔を顰め、円華は急な刺激に枕に顔を埋め悶えたまま、体はビクビクと痙攣させている。

みっちりとまとわりつく蜜壁のせいか、ドクドクと脈打つ熱が直接体に響く。
ゆっくりと引き抜いては勢いよく打ち付け、それを繰り返す。

「んはぁっ、ん!あっ、あ!…っ、ま、まってぇ…だ、めっ」

「…ここは、そうでも、ねェだろうが、っ!」

肌のぶつかる音とグチュ、ブチュと水音が部屋に響き渡る。
円華の腕を掴み上げ、沈んでいた上体を起こすと更に奥を貫いた。

「ああぁっ!はっ!まっ、んぁ!も、やめ、ああ!はげっ…しぃ!」

一直線に中を擦り付けながら最奥のある一点を突いた時、円華の体がビクンっと一際跳ねた。

「んぁ!!あぁ!やあぁ!、そこっ、だ、めぇ!」

「っ、くっそ…締めすぎだ、こら…っ」

円華はその快楽に腰が引けているが関係ない。
実弥はペロリと舌を舐め、容赦なくそこを責め立てた。




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