I’ve been thinking about you.
第6章 シャラナヤ ライオさん
「寂しかった?(なんの事?)」
そっ
「なんだか君を見てると···こうしたくなるんだよね」
···ギュッ
「らっ··ラララ!///」
「逃げないでくれないか。やっと··」
「····ライオさん」
「オレ様の中に捕まえられたんだ」
「···(私はずるいな)」
好きになってはいけない人に抱きしめられるのが幸せな事だと···。
むかし
夕焼け色の中
おばあちゃんにも抱きしめられたな。
(··逃げないでくれてる。)
俺より小さくて。
オレ様が小さい時に出会った魔法使いのようだ
すっ
(離れられる···)
じ~~~~···
「····」
(ガン見されてる····)