I’ve been thinking about you.
第4章 雪 オールキャラ
「···実家を出ます。」
ガチャ
パタン
コッコッコッ
(···明日で私は、22歳になる。探しに行くよ··私の魔法使いさん)
ずっと忘れなかった。
ずっと忘れないように記憶を留めた水晶を見てきた
雪の日に作った小さい魔法使いさんを閉じ込めて
そして
「それでレインさんが。かき氷はブルーハワイだろって言うから危うく揉めそうになりましたね」
「兄様はブルーハワイ好きだからね··あっ」
「うん?どうしました?フィンく··ん」
私の前に現れた魔法使いさんは
色は違えど瞳の色は同じだった
カチャ
「··失礼ですが。貴女の名前を教えてください」
「えっと··フィンくん。これ大丈夫かな?」
「一応、確認じゃないかな?」