• テキストサイズ

I’ve been thinking about you.

第3章 ねこあし



お母さんは優しい

施設にいた時とは比べ物にならないぐらい僕たちに幸せをくれる




『おーい!死にかけの猫がいるぞ!』

ばっ
『駄目だよ!!猫ちゃんが可哀想だ··』

『はぁ?お前には関係ないだろ!!』

ばしっ
『うっ··!』

ドシャ··

『てめぇ!フィンに何する!』






ドっ!
『ぐっ··』

ガシャン
『死にかけを助けるとか弱い人間がする行為か。いいか··ここはお前らみたいな弱い人間が勇敢に挑んでも意味などない』

ガシャン!
『出せよ!フィンがひとりになっちまう!』

『··ふん』


···何時間経った。




··ぐぅぅ
『··腹減った』

ガチャ
『兄さん。』
/ 321ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp