第3章 ねこあし

にこっ
「なら､新しい"家族"が増えたね」

ぱぁ
「いいの！？いいの！？」

「いいわよ｡フィンくんの気持ちしっかり伝わりました｡レインくんも､自分から説明せずフィンくんの成長の為にありがとう」

「僕は｡フィンが自分で言うって決めていたから··ありがとう､お母さん··子猫許してくれて」

「私も前々からひとりは寂しかったからね｡いつか猫を飼おうか悩んでいたから」


✿✿✿

ｶﾞﾁｬ
「見てみて！この子猫！」

「慌てるなフィン」

ぱかっ
「みゃー」

「可愛いね(生まれて何ヶ月だろうか)」

見た目は怪我などは無さそう。

「ご飯とかは何かあげたりした？」

「牛乳あげた」

「おしきた！軽く買って簡易トイレを作ろう！」

『おー！(｡)』