• テキストサイズ

I’ve been thinking about you.

第12章 世界がこわれる音がした ワースさん



「はい、喜んで··」

「···ふっ」

俺を助けてくれた魔法使いさん

兄貴が昔出会った魔法使いさんと似ている

新しく世界の作り方を教えてくれたアリア···。

お互いの指に絡み合うアゥイナイトの宝石


だけど···世界は残酷だ






ピシッ··ピキピキッ··バキッ!!

『!!』

空に亀裂が入る
地面にも亀裂が

「アリア逃げるぞ!」

俺はアリアの手を掴もうとしたら



スカッ
「えっ···」

掴めなかった

「ワースくん」

俺は下に落ちる亀裂がアリアにまで入る

「嫌だ!せっかく一緒に誓ったのに···未来を···っ」






チュッ
『·····』

「ワースくん、ネックレスを私と思って大切にしてね、あとオーターさんに渡してくれるかな?」
/ 321ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp