• テキストサイズ

I’ve been thinking about you.

第12章 世界がこわれる音がした ワースさん



ぎゅっ
「価値がない俺なんかに···」

「ワースくん。君は価値など考えちゃ駄目、ワースくんは、世界中どこを探しても1人しかいない"ワース·マドル"なんだからね」

ぼろぼろ··
「なんで··そんなに··優しくして··ずっと欲しかった言葉を··」

「だって、僕··いや、私は··」




ギュッ
















「貴方と未来を誓い合ったのよ」

「ーーー!」

「だから、怖がらないで··目標に向かって」

ぐすっ···。
「アリア···」

「なぁに?ワースくん」

スッ…
「これを受け取ってくれないか?」

右手薬指にはめられた指輪

「指輪···ワースくん」

「アゥイナイト··幻と言われてる宝石、意味は"過去の決別"俺とアリアの過去は凄く似ている···」


パタタッ··
「"慰め"」

「だから、俺とずっと一緒にいてくれないか?漆黒の死神··いや、アリア」
/ 321ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp