I’ve been thinking about you.
第12章 世界がこわれる音がした ワースさん
✿✿✿
ざあぁ···
「今日はね、ワースくんに見せたかった僕の秘密の場所」
「ここは?」
「伝説の神が処刑された最後の場所よ」
ピリリッ···
「···(魔法使いさん)」
怒ってる?
くるっ
「ワースくん、君との記憶巡りを初めて僕は凄く暖かくなった」
魔法使いさんは自分の首から何かを取り出す仕草をして
スルッ
「ワースくんに似合うわ」
チャリッ
「これは魔法使いさんが付けていた奴··」
「アオライトの宝石から作られたネックレス。意味は"目標に向かって正しい方向に前身"!君はまだまだ若い、この先ワースくんに大切な人が出来た時が初めての別れ道よ」
「なっ!··なんで!?魔法使いさん··いや、アリアは··」