I’ve been thinking about you.
第12章 世界がこわれる音がした ワースさん
「魔法使いさん···」
「なんだい?」
「俺を···旅に連れて行ってくれないか?こんな家には興味無い。絶縁してやる」
にこっ
「ワースくんと僕の道探しの旅に出発だーー!」
そこからの旅は色んな経験をしてきた
ドラゴンに追われたり
時には魔法教えてくれたり
困ってる村人を助けたり
「大丈夫か。ばーさん」
「ありがとねぇ、お兄ちゃんの魔法は優しいね」
「あっ···ありがとう、ございます··//」
「··ふふっ」
旅をしてびっくりしたのは
釣りをしてる時に魔法使いさんが落ちてシャチに助けられたり
ざぱーん✿
「我が生涯に一片の悔い無し!!」
「魔法使いさああん!!ってシャチいい!?」
俺は腹の底からたくさん笑って泣いて怒った
あの家にいた時よりも凄く楽しくてずっといたかった
がやがや
「···魔法使いさん」
「なんだい?」
「ちょっと··先に行っててくれないか?」
「分かったよ。先に宿に戻るね」
だっ
「店主」
「はいよ」
「この··ーーー」