I’ve been thinking about you.
第12章 世界がこわれる音がした ワースさん
バシュッ!
「くっ!貴様何者だ!」
「お前とは何十回ってこうも杖を交わって··何回殺せば··ワースさんやオーターさんの人生が豊かになるか旅をしながら考えていたよ」
「··?何を言ってやがる。魔法界には強い者が上に立つのが当たり前だ。オーターは良く動く私の下僕だ。だがワースと来たら··学しか入らない··下僕以下だ」
「そうか····そうか。それがお前の最後の言葉だな。···己が彷徨う魂よ」
スウゥ····ドゥ!!!
「ーーーー!」
✿✿✿
ガチャ
ひょい
「終わったよ」
ガタガタガタ··
「····」
ふわっ。
「もう勉強しなくていいよ。もう怖がらなくていいよ」