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I’ve been thinking about you.

第9章 記憶 オーターさん



「きっと、その魔法使いさんは優しいお母さんなんですね。レインさんに案内された花畑にもその魔法使いさんは来たかもしれないし··。」

スッ…
「アリア、私を見てください」

「はい」

『オーターくんが、ずっと一緒にいたい人に同じ事言うと相手も嬉しくなるよ。··僕は、』

··キュッ
「やっぱり、アリアには似合う色ですね」

「···薄いオレンジ··ありがとうございます。オーターさん」

『僕は、君といるだけで充分に嬉しいんだ』


「···(ふたりが、重なった。)」

深い海色と空色




カチャ
「···はぁ··全く、あなたは··」

「··?」

「あまり私を困らせないでください。··オトコから女性に渡す意味は"愛してる"と言うんです」

ぽ。··ぽぽ···
「あばばば···///」
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