I’ve been thinking about you.
第9章 記憶 オーターさん
(アリアには濃い色よりも··魔法使いさんのような暖かい色が似合いますね)
✿✿✿
すっ
「アリア。受け取ってください」
「ありがとうございます!(珍しい)」
カチャ···。
「君は··昔私が小さい頃に出会った人と似ています」
「それは··前に少し聞いたお話ですか?また続き聞かせてくれるんですか!オーターさんの昔話私好きです」
「···名を教えてくれませんでした。いつも"魔法使いさん"って呼んでいたので···」
すっ··
「あっ(プレゼント取った)」
「だけど私を見る優しい瞳と小さいワースをあやす姿を私はずっとみていました」
「ワースさんも言ってました。」
『昔··記憶がぼやけてるんだよな、優しい手が俺の頭を撫でてくれた』