第4章 成長
[ねぇ〜椿ちゃん]
[ん〜?]
[これからどこに向かうの?それに…]
[あらそれは秘密♡よ]
[大丈夫よぉ〜悪いようにはしないから♪]
(秘密…??)
(悪いようにって……う、う〜ん…)
椿ちゃんはそう言うが誰を紹介するんだろう
その疑問ばかりしか頭に浮かばず不安でしかない
椿ちゃんに手を引かれるまま歩いていると
[着いたわ〜〜!!ここよ!]
そう言って足を止める
喫茶ポトスと看板がかかれている
(喫茶店…???)
指定した場所がここなのだろうか
どういうことなのか未だに理解できず立ち尽くしかない
[さぁ〜入りましょ♪]
[ことは〜!来たわよ♪]
椿ちゃんに促されたので中に入る
呼び鈴の音がチリンチリンと心地よく響く
[あ、いらっしゃ〜い!椿!]
(ことは……?さん…?)
そこには大人な雰囲気の綺麗な女の子がいた
(綺麗………)
ボーとして見惚れてしまう
ショートカットが特徴的でピアスがその美しさを引き立ててせている
私より年下の
そして後に私の大切な友達の一人になる
ことはちゃんと初めて出会ったのは