第13章 吐露Ⅲ
[椿Side]
そこからは話が進み浴衣を買いに行くことになった
私服でいくといった時は問題ないんだけれどなんだかにもったいないと思っちゃって
グイグイと引っ張って連れて行って何色が映えるかことはとずっと相談しつつにも聞きながら
時間はあっという間に過ぎていって無事買うこともできてほっとした
私達も色んなものを買ってしまって少し反省したのだけれど
そこからはポトスで一息して今はを鶴の湯に送りに行っているところだ
ことはとも買い物で随分打ち解けたみたい
ちゃん付け呼びまでしていてなんだか私との時と違って早く呼び方が変わっていて
柄にもなく嫉妬していた
私やっぱりなんだかおかしいわ
これではまるで
梅に似たような気持ちだ