第6章 congruencemission~合同任務~
聖天子様は話始めた。
「皆さんにはガストレアに飲み込まれたこのケースを無傷で回収してもらいます。この話を聞いた時点で皆さんの依頼の辞退はできません。」
トランクケースのようなものが液晶モニターに写った。ごくごく普通。
「質問のある方はいらっしゃいますか?」
『はい!!!』
黒髪の少女。高校生くらいだろうか。
「天童民間警備会社社長天童木更ともうします。質問があります。何故。そんな普通のケースを回収するのですか?」
「里見蓮太郎と藍原延珠のとこか。」
快翔はそうつぶやいた。
「それ....は。」