第8章 来たか
「珠世さん信じていいんですか?」
「愈史郎‥あの時見てわかったでしょ?」
珠世と愈史郎が蝶屋敷に案内された時出迎えたのはしのぶ本人
しのぶは鬼である珠世と愈史郎を前に刀を持っていなかった
「あの‥珠世さん」
「はい」
「さんはどんな人か聞きましたよね?」
珠世は頷いた
「さんは‥私の姉ととても仲が良かったんです‥よくここに遊びに来てくれました‥よく怪我をするので手当てもしていました‥ですが姉は鬼に殺されました‥」
「‥‥‥!!」
「姉の仇は必ず取ります!さんは今の私が唯一‥弱さを見せれる存在‥なのかもしれません‥さんの前ではわかっていても‥甘えてしまうときがあります‥さっきもそうでした‥さんには生きていてほしい‥だからこの薬は必ず成功させます‥」