第7章 悲鳴嶼の過去
「そんな‥‥」
「あっというまに4人やられた‥私は残された子供達を守ろうとした‥だが当時の私は貧弱で目も見えない‥だから私の言うことを子供たちは聞かなかった」
炭治郎はここで初めて悲鳴嶼の目が見えないことを知った
(悲鳴嶼さん目が‥‥)
「だが一番小さいさよだけは私の言うことを守り私の後ろにいてくれた‥私はこの子だけでも守りたいという想いで必死に拳をふるって‥鬼と戦った‥」
「鬼は倒せたんですか?」
悲鳴嶼は頷いた
「だが翌朝‥警察が来てさよは警察にあの人がやった‥あの人がみんな殺したと言った」
「そんな!!悲鳴嶼さんは守ったのに‥必死で守ったのに‥そんなのって‥」
の目からは涙が
「まだ4歳だった‥だから動揺したのだろう‥私はその後牢獄にいれられ‥お館様に助けていただいた‥‥」