第3章 時透無一郎
「何?炭治郎」
「紙飛行機で勝負しようよ!」
「紙飛行機?いいけどなんで?」
「あ‥実はさっき鉄穴森さんに聞いたんだ!もし紙飛行機で勝ったら皆に対する口調をもう少しやさしくしてほしい」
「いいよ!じゃあ10回勝負ね」
「え10回勝負でいいの?」
「1回でも勝てたらいいよ!どうせ勝てないけど」
炭治郎は紙飛行機を折った
「じゃあ行くよ!」
「頑張れ竈門!!」
勝ったのは時透
「あれ‥もう一回!」
また勝ったのは時透
「なぜだ‥もう一回!」
何度やっても勝つのは時透
「‥じゅっ10回目‥これで勝てば」
だが勝ったのは時透
炭治郎は一度も勝つことは出来なかった
「だから言ったじゃん!勝てないって」