第8章 吾輩は猫である
「きちんと寝てくださいってカルパッチョさん?」
すりすり
「ん~~?」
「何故··全く貴方って人は本当にネコですね」
なでなで
「✿は相変わらず柔らかいし、いい匂いするから寝れる」
(やっぱりネコだな)
凄く感情が現れてる
しっぽで私を包んでるし
ぴるる
「む~~····」
(耳、触れるかな)
そー··ふにゃ
(わぁ、ふわふわ。カルパッチョさんの髪の毛もふわふわだからそれがそのまま耳に出た感じね)
ギュッ
「····」
「カルパッチョさん?あっごめんなさい勝手に耳に触れて··!」
ぱしっ
「···」
あー···ぺろっ
「ーー!?//」
「うん。シュークリームの味」