• テキストサイズ

カロン

第6章 ハグにはうんたらかをやたら



「あの··アベルさん?」

じーーー···
「良くみたい」

(何かレアン寮に来るよう言われ来たけど··)

「アベルさん。」

「なんだ」

「私はどこにも行きませんよ?」

「何だ急に」

「··周りの方々皆、泣きそうな顔をするんです。私は1本線ですが昔から他人の気持ちを察する勘は敏感なんです」

「···僕は今どんな顔している」

じー···
「····」

ふぁ~~~ん
「·····(✿が見てる、可愛らしい)」

「アベルさんは、お母さんに会いたそうな顔··アベルさん?」

「···このまま、見ないで」

(·····)

すっ。
なでなで
「見ませんよ。貴方の辛さを私は見ませんから」

「····(やっぱり違う)」

撫でられる手つきが母さんと同じ

僕の母さん
/ 301ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp