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カロン

第6章 ハグにはうんたらかをやたら



ランスくん


「·····」

「··ランスくん?」

「·····」

(無言は怖いな、心做しか疲れてる感じがするな)

「ちゃんと寝れてますか?」

「あまり」

「妹さんの事は辛いと思うけど··自分の体調も優先してください、医務室に行きましょう」

ぐいっ
「行かない」

「自室行きますか?」

うつらうつら
「···お前がいない」

「私はいますよ。」

ぎゅう···
「あぁ、やっと··抱きしめられ···ぐぅ」

「ぉぉぉ···体重全乗せ~~···えいっ」

(最近色んな人達からハグされるけど魔法界の流行りかな?)

「すぅ····」

(ドットくんに見つからないように連れて行きますか··)


「少しだけ、おやすみ」
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